一週間ほど前に焼きリンゴを作ったのですが、不味くて喰えないシロモノが出来上がりました。焼きリンゴなんか誰が焼いても冷やせば美味しいはずなんですが、よほど私の焼き方が悪かったのか、リンゴ自体が不味かったのか、どちらだか分かりません。そう言えば、いつもフジを焼くのですが、この時は訳の分からない安売りのリンゴを使いましたっけ。それでも捨てずに冷蔵庫に入れっぱなしにしていました。
さて、黒豆を煮たのですが、いつも焦がしてしまいます。今度も焦がしました。あわてて鍋を火から取り上げ、底に焦げ付いている豆を水で洗ってとって、また煮なおしました。その時、例の焼きリンゴを思い出し、ためしにそれを刻んで入れて煮たら、リンゴの甘味と焦げた豆が妙にあって、フワーッとスモーキーないい味になりました。面白いもんですねぇ。
また、パスタ用のレッドソースを作りました。大きなトマト一個とハラペニョを刻んでニンニクと一緒に炒め、それに既成の瓶詰めのレッドソースを混ぜます。そしてまた焼きリンゴを入れてみました。なんとか味が出てきたようです。それでも一味足りないと思ったら、シェリーを入れてませんでした。シェリーがなかったのでキャバネの赤ワインをドブトブッと入れて煮込んだら、やっと味が落ち着きました。おそまつ...
