ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

平和って

3月11日は日本の例の一周年で、それを思う時、つい11年前の9月11日を思い出してしまいます。人災と天災の違いはあっても、被害の大きさに違いがあっても、想像もつかない災害に遭ったことは類似しています。次の日からマンハッタンの街がシーンとして、人もなく動くものもないことに妙な平和さを感じました。災害の後の静けさをこんな風に感じる人がいるかなぁ、と思った時、ふと、昔、「原爆の落ちた後、何もないシーンとした静けさに、不思議な落ち着きと平和というものを感じた」と言った人がいたことを思い出しました。人間の善も悪も消えてしまうと平和に感じるのでしょうか。喜びとか悲しみとかは善悪がないと感じないものですよね。人間の感情が無になることが平和なんでしょうかしらん。なんだか分からなくなってきました(笑)。