ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

皮膚科の治療 その2

(また私個人の備忘録のための書き込みです。他人には面白くないことですみません)

先週、私の首から摘出した繊維腫の検査結果で、繊維腫周囲についていた細胞に移転性甲状腺癌の様相があるということを医師が伝えてきました。私が13年前甲状腺全摘出手術をしていることを伝えると医師は納得。念のため、首周りの細胞の状態について私の掛かり付けの専門医に報告しておくと言ってくれました。

摘出から一週間後の昨日、抜糸をしました。多分5~6針だと思います。相棒も皮膚癌削除部分の抜糸をしました。

抜糸の後、私の右腕肘の内側近くの「盛り上がり」の摘出手術をしました。今まで生活していくのに問題がなかったのでその盛り上がりを5~6年放っておいたのですが、時々ちょっと痛むことがあるのでついでに摘出してもらうことにしたのです。それも一応ラボ検査にだすようですが、女医さんは「ただの脂肪の塊。神経に触ってたので痛んだのでしょう」と言いました。

自宅に戻ってからまた麻酔に当たったらしく軽い頭痛が始まりました。少し眠ったのですが治らないのでアセトアミノフェンを飲んだら治まりました。

それにしても今まで気が付かなかったのですが、右腕(利き腕)の筋肉はよく使うのですね。料理で包丁を使う時、油のビンを開ける時、炒め物をする時、フライパンを持つ時、食器を洗う時、傷を庇って力を入れないとそれらが出来ないと分かりました。こういう時、アンビデクスター(両手利き)の人はいいですね。左手を使おうとすると、力も入らず、感覚がずれてしまい、こんなにも使えないものかと改めて驚くばかりです。

余談ですが、この皮膚科の医師(女医さん)は患者にとても親身になってくれます。先週の初診の時、私の背中をみてビックリ。背中じゅうが軽度の火傷だったようです。「背中に何してるの!?」と驚きながら訊く女医さんに、五十肩(七十肩)で苦しいので毎晩ヒートパッドをして睡眠していることを話すと、五十肩に物凄く効く湿布を処方してくれました。とても高価な湿布なのですが保険でカバーされ助かりました。そしてその湿布が効くのです。もうホントに効くのです。いままで2度ほど貼ってみたのですが、ヒートパッドをしなくても眠れるようになり、朝起きた時に肩を動かした途端にイデデデデッ!と叫ぶこともなくなりました。

ここ数十年、神経内科、整形外科、鍼灸医など何人もの専門医にかかり、注射、鍼、薬処方など施されましたが、どの医者も治してはくれませんでした。頭痛と五十肩とは一生付き合っていく覚悟をしていたのですが、皮膚科の医師に「ついで」に処方して貰ったら、それが一番効果あるなんて驚きでした。これからは掃除が少し楽になると思います。