ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

重度の偏頭痛

昨日は一日中偏頭痛で苦しくて寝込んでしまいました。

f:id:nykanjin:20200628044436j:plain

朝方から痛み出し、相棒に朝食を作った後に、痛みが激しくなり起きていられず寝込みました。顔が恐ろしく腫れ、まるで縄文時代の土偶のようになっていました。

腕の切開手術の後だったので溶血性のアスピリン系痛み止め(Excedrinなど)は使えず、アセトアミノフェン(Tylenolなど)を飲みましたが1%ぐらいしか痛みが和らぎません。

そのあと吐気が酷いので太田胃散を飲みました。すると20%ぐらい苦しさが減りました。それでも眼の奥の痛みと吐気が「生きているのを止めたい」くらい私を苦しめます。相棒がアセトアミノフェンと太田胃散を何度も用意してくれました。

相棒の介護むなしく夜8時ごろになってもあまりよくなりませんでしたが、無理に起き上がってゼイゼイ言いながら相棒と夕食に出かけました。レストランで私は食べられる状態ではなく相棒の分だけ注文しました。NY市は今、武漢コロナ対策の開放第一段階で店の外に簡易テーブルを出してサービスするだけなので、二人座って一人前だけ注文しても気になりませんでした。いつもは前菜や食後のコーヒーを注文する相棒もこの時ばかりは主菜だけで早めに切り上げてくれました。この日の私は丸一日グロッギーでした。

今朝起きると、まだ100%回復状態ではありませんが起きられるようになりました。昨夜苦しみながら偏頭痛の原因を考えていました。そしてヘアダイ、髪染めにやられたと思い当たりました。私は食用染料が偏頭痛の引き金になるので、髪の染料もダメなのだと思います。それからもう一つ、こちらの方が比重が大きいと思うのですが、イーストが原因だと思います。最近ブドウのイースト菌を使ってパンを焼いています。それを食べたのが引き金になったと思います。二つの偏頭痛の引き金が私をダブルパンチで痛みつけたということです。

これからはパンを焼いても相棒だけに食べてもらうようにします。少しぐらいなら食べても頭痛になりませんが、毎日食べたりすると私はダメなようです。

私の偏頭痛の引き金をつらつら考えると、イーストなどを含む発酵品(パン、ワイン、酒など)、ある種のハーブ(スパイスティ、植物性下剤、蕎麦など)それから染料であると分かってきました。イースト菌とハーブと染料の原料に何か共通した作用があるのだと思います。それが分かれば治療も可能だと思いますが、今までかなりの数の頭痛専門医に診てもらってもおざなりな質問と頭のCTスキャンをするだけでした。ある専門医はやたらと薬を処方してくれたのですが、どれも効かず、反って酷くなることもあり患者をモルモットにしているとしか思えませんでした。

女性は更年期を過ぎると偏頭痛がなくなるという場合が多いそうです。実母もそうでした。ところが私は祖母に似たようです。祖母は死ぬまで頭痛に悩まされていました。腹が立つのは医者です。祖母は頭痛のたび医者に診てもらっていたのですが、医者は年寄りだからと真剣に治療を考えず痛み止めの注射を打つだけのようでした。祖母の両腕にはたくさんの注射の後が黒く残っていました。