ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

眼球痛?

これから書くことは私の日記のようなものですので、他人にはつまらないと思います。

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今朝、目覚めると両方の眼球が締め付けられる痛みを感じました。頭痛と呼ぶより眼球痛と呼んだ方がいいような痛みです。私の場合、偏頭痛でも片側だけとは限りませんが、この眼球を締め付けられる痛みは偏頭痛とは違うようです。目は充血していませんし、汗も鼻水もないので群発頭痛の痛みとも違います。緊張型と偏頭痛が混ざったような頭痛かも知れません。

痛みが強くなり吐気がしてきたので、即、エクセドリンを飲みました。少しは和らぎましたが、まだ痛みは残っていました。しばらくして、少し具合が良くなったので、ちょっと果物を食べたら、また痛みが酷くなってしまいました。粉薬イノンを飲んだら少しは楽になりましたが、まだ辛いのでソファに横になり、YouTubeで枝雀さんの落語を聞いていたらそのまま寝入ってしまいました。

目が覚めたら外は暗くなっていました。夜の薬を飲もうとして薬入れをみたら朝の分がまだ残っていました。飲んだかどうか覚えてませんが残っているのだから飲んでないのでしょう。頭痛があると、やることを忘れます。

もう40年以上も頭痛に悩まされています。何の因果なんでしょうかねぇ。

虫の声

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きのう午後一番、買物からの帰り、強い陽射しの下、ジージーっというアブラゼミの鳴き声(音)が聞こえてきました。ビルの立ち並ぶNY市内でセミの声に気が付くことは滅多にありません。ふと日本にいた頃聞いたセミの声を思い浮かべました。

←(イラストを縮小したらセミがハエに見えるわい)

ミンミンゼミはミンミン、ニーニーゼミはニーニー、ツクツクボウシはツクツクツボーシ(私にはオーシーツクツクと聞こえる)、そして夏の終わりにヒグラシの侘しいカナカナが聞こえてきたものです。ホントはどれもカタカナで表せる音ではありませんが、日本語の擬音語には抗えない面白さがあります。

虫の声は、日本人が歌や詩に取り入れていろいろと楽しめる娯楽ですが、こちらではあまり話題に上がりません。西洋人は虫の声が聞き分けられないとかいう噂もあるほどですが、聞こえても興味が薄いのでしょう。

しかし最近、相棒がかなり日本人じみてきて、歩いていて草むらから聞こえるリリリーンという音を察して「あ、あれはバッタか?コオロギか?」と訊くのです。「コオロギだよ」バッタが鳴くかいとは思いましたが、そんなことより虫の声に興味を持つようになった相棒に心が微笑みました。

アメリカで訪れてみたいところ

米国で訪れていない州は、アラスカ、ワシントン、オレゴン、ノースダコタ、ネブラスカ、カンサス、オクラホマ、ミネソタ、アイオワ、ミズリー、アーカンソー、アラバマ、イリノイ、インディアナ、オハイオの16州ですが、アラスカ、ワシントン、オレゴンは一度訪れてその自然を眺めたい州です。

 

この地図は、ピンク色が訪れた州と島。赤色は住んだこともある州。

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カナダはサスカチュワン、マニトバ、ニューブランズウィックの3州を訪れていませんが、今の所、特にその3州には興味なく、再び訪れたいのは温泉の多いブリティッシュコロンビアです。

中南米はコスタリカ以外はメキシコも含めてどこも訪れていません。メキシコはマヤ文明アステカ文明の遺跡は見学したいです。またセノーテという地下の洞窟に溜まった美しい自然のプールも見てみたいです。

カリブ諸島はバハマ、プエルトリコ、セントマーティン、セントルシア以外まだ訪れていませんが、それで満足です。セントマーティンはもし機会があればまた訪れたいです。泳ぎやすい美しい海岸が数か所ありました。

南米はペルーのみで、あとはコロンビアにトランジットで一泊した以外どこも訪れていません。温泉のあるアルゼンチン、チリには興味があります。またアルゼンチンの南端から船で行くサウスジョージア島でペンギンやアザラシと戯れてみたいですが、旅費が高過ぎるし、ワタシャ年を取り過ぎて長時間の旅は無理で、生きている内に行ける可能性ゼロです。

ハドソン川べりブランチ

先日、タイヤを全部新品に取り替えたのに車検にパスしませんでした。車を使うことが少ないのでバッテリーの充電が充分でないとのことでした。

今月初めにもハドソン川を北上し、川べりのレストランで食事をして車のバッテリー充電をしたつもりでしたが、あれだけでは不足だったようです。

それでまたこの土曜日に充電のためハドソン川沿いを車で1時間ほど北上し、川辺にあるレストランでブランチをとり、マンハッタンまでUターン、やっと車検にパスしました。

今まではロングアイランドまで行かないと水辺のレストランはないと思っていたのですが、ハドソン川べりにゆったりと質の良い食事ができるレストランがいろいろあることが最近わかってきました。距離的に同じでもロングアイランドの道は渋滞で動けないのでストレスが溜まりますが、ハドソン川沿いはそれほどでもないのです。

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今回立ち寄ったレストランはハドソン川の幅が広くなったところで、波がまるで海のような音をたてていました。

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 桟橋の上にカモメに雑じって鵜がいたので携帯でパチリ。残念、小さくしか撮れませんでした。最初一羽だけだと思った鵜は、あとで気が付くと3羽飛び交っているのが見えました。

 マンハッタンにも川べりのレストランがないことはないのですが、景色も大したことなく、食材は不味く値段は高くサービスが悪く、チップを2割以上欲しがるような雰囲気のよくない所が多いです。

エレベーター修理完了

このアパートには、表のロビーに出るエレベーターが3台、裏に出るものが1台あります。裏は主に管理業務用や家具運搬などに使います。

今年初め、表の3台の修理改善工事が始まりました。工事の間、1台はずっと動かず、もう1台は修理中で、残りの1台のみが作動していました。住人はノロノロ運転で待ち時間が長く、その上、満員で乗れなかったりすることにフラストレーションが溜まっていました。1カ月ほど前からやっと2台作動するようになりましたが、やはり動きが鈍く、不便でした。

3週間ほど前、私が裏のエレベーターを利用した時、エレベーターの修理工に出くわしました。私が「完了までにあとどのくらいかかりますか?」と訊くと、修理工は「あとぉ~3週間ぐらいかなぁ」と教えてくれたので、「ああ、そりゃグッドニュースだ」と私は一所懸命大袈裟にニコニコして笑顔を振りまいておきました。

今日、地下のランドリールームへ行くためエレベーターに乗ろうとして、3台とも作動していることに気が付きました。たった1台増えただけですが、3台作動すると待ち時間も短く、洗濯のために下りたり上がったりするのも早く済みます。それだけのことなのになんだか気持がスゥ―ッとしました。修理工さんたちも半年近くもかかっていたので、最後はピッチをあげてくれたのでしょう。

時々感じる不穏さ

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今年の春、ドイツを訪れる前に、少しドイツについて調べた時、数年前から不良債権によるドイツ銀行の崩壊が予測されていることを知りました。喉元過ぎれば、ですっかり忘れていましたが、10数年前のリーマンショックの不良債権問題も是正されたわけではなく、ただ先送りにされて現在に至っているそうです。

これらの不良債権に加え、さらに中国経済も自転車操業の上に成り立っているらしく、業突張りな人間の欲望が出した負債が見えない所で膨張し、いつか爆発して世界的恐慌になると一部で予測されているそうです。

NY市の高級マンションが立ち並ぶ辺りには中国人の大金持トラストファンド連中が、自分たちの富が間接的に中級下級層から搾取したものという認識もなく、一見平和そうに暮らしているのを見かけますが、なんか虚しいです。

せっかく老後を平和に暮らそうと思い始めていた矢先に、こんな不穏な話を聞くと不安にならなくもありません。目先の利益を追う人たちのために一般市民も崩壊の渦に巻き込まれてしまう。何度も言うようですけど虚しいです。

ま、掘っ立て小屋で余り物を食べても、相棒と二人健康であればそれでいいんですけど。

車検を待つ間のピア

週末の土曜日は湿気も少なく、とても気持の良い夏日でした。車検のためミッドタウンの業者に車を置き、検査は3時間ぐらいかかるというので、その間、朝食をとったり近くのピアを散歩したりして時間をつぶしていました。

マンハッタンにはたくさんのピアがありますが、私たちがぶらついたピア84は、カフェあり、ドッグランあり、緑の公園あり、カヤックなどの水上スポーツ設備ありという、広くて人々が多く寛げる場所になっています。すぐそばにイントレピット航空母艦が今はミュージアムとなっていて、いつも旅行客が集まっています。

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ハドソン川にはヨットが浮かんでいたり、観光船が行ったり来たり、左写真のようにカヤックの一団が繰り出してきたり、ペットの犬を乗せた人のサップボード(立って乗るパドルボード)がスーイと進んできたりと、眺めていても飽きません。

コーストガード(沿岸警備?)の白い船が、セキュリティ隊を乗せた赤いゴムボートを従えて、ゆっくりこちらへ向かって来るのを相棒が見つけました。その先には白い帆のステキなヨットが浮かんでいたのですが、赤いゴムボートがヨットに近づいて何か忠告していました。多分、コーストガードの船がその先のピアに入るので、場所を開けるように指示していたのだと思います。

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写真右側にコーストガードの船。よく見たらタグボートが横についてました。手前のヨットに赤いゴムボートが近づいているところをパチリ。向こう岸はニュージャージー州。

さて、気持のいい川風に4時間ほど吹かれてから車検の業者に連絡すると、傷んだタイヤを取り替えなければ車検はパスできないとのことでした。

相棒は車をとても大事に使います。毎年ホンダ専門業者に点検に出して、その度、本当に必要かどうか知らないけれど言われるままにアチコチ部品の取り替えをして高額をボラれても我慢しています。

今回はそのホンダの業者が混んでいて今月中にアポがとれないので、近くの業者に頼んだのです。去年ホンダの業者にいろいろボラれた時に「タイヤの取り替え」が含まれていたかどうか、相棒もこの耄碌ババァも憶えていませんので「タイヤを取り換えるべし」と言われたらそうするしかないです。4個全部取り替えるということでまたボラれそう。自動車の修理工のトレイニングを受けていれば毎年ボラれることもなかったろうと、今さら後悔しています。