ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

マスクとかトイレットペパーとか

きのう土曜日もきょう日曜日も雨が降ったり止んだりのどんよりした日でした。午後遅く、薬局に薬を取りに行くため夫婦二人でマスクして外にでました。

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マスクは古布を利用した手作りです。私のマスクは綿の下着(笑)、相棒のマスクはブルックスブラザーズの高質綿シャツの布切れ。

二人とも特にマスクなどしなくてもいいと思っているのですが、店によってはマスクをするよう要請するところもあるようなので、ま、ウイルスなど防げない見せかけだけのマスクですがして行きました。

閉店時ギリギリに行ったので、私たちが用を済ませると薬局はさっさとシャッターを下ろしました。店を出て、少しその辺を歩こうと思いながら歩を進め、立ち話をしている2~3人の女性の傍を通り過ぎました。相棒は耳がとてもよくて、お店やレストランなどで人が話しているとそれが聞こえてしまうようです。私はダメです。ところどころ聞こえても意味をなさない、そんな感じでしか耳に入ってきません。

立ち話している女性たちの一人が ". . . has everything . . ."と言っているのが聞こえました。どこかの店に品物が全部揃ってるってことかな、とは思ったのですが、私は気にも留めませんでした。ところが相棒が「◯◯には何でもあるって言ってるよ」と言うのです。◯◯とは近くにあるスーパーの1つです。

「何でもあるって、つまりトイレットペーパーもあるってこと?!」と相棒と私は顔を見合わせて、急いでそのスーパーへ向かいました。途中、そのスーパーの袋を下げている人がいて、その形からしてどうもトイレットペーパーをたくさん買い込んでいる様子です。こりゃ急がねば!っと気持が焦りました。

果たして、◯◯にはトイレットペーパーがありました。あまりにアチコチさがしてどこにもなかったので、なにか呆気にとられた気にもなりました。ま、この先、トイレットペーパーはどの店にもどんどん入荷されるということであればいいのですけど。

マスクをしたり、トイレットペーパーを探したり、巷の輩の空騒ぎの巻き添えを喰っている感もありますが、この騒ぎの本質が見えてくるのは何カ月か先のことでしょう。