ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ハチドリモドキの蛾 Hummingbird Moth

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左は掲題の蛾(スズメガ)の写真(借りものです)。

ここ数週間、暖かくなってきたので殆ど毎日パティオで景色を楽しみながら夕食をしています。今日は日中の気温が29℃ぐらいまで上がるらしいです。まるで真夏。

話は一昨日、夕方からパティオで食事をしていた時のことです。夕方と言っても夏時間なのでまだ明るく昼間のようでした。

最近はハチドリが毎日、朝から夕方までネクターを飲みにきます。黒っぽい色と緑の玉虫色の2羽が常連です。カップルかも知れません。相棒が「ハチドリは蜘蛛の巣の糸を利用して自分たちの巣を作る」ということを調べました。そして現に蜘蛛の巣をつつくのを相棒が見ています。

この日、室内にあったレモンの木をパティオに出したらレモンの花の香りが風に乗って漂ってきました。すると小さなハチドリらしき モノがレモンの花の蜜を吸いに来ました。最初はクマンバチかと思いました。ブンブンいうし、大きさも蜂のように小さかったのです。しかし、落ち着いて見るとハチドリのようでした。近づくと逃げてしまうと思って遠目で見ているためハッキリ分かりません。相棒が「ハチドリの赤ちゃんかな?」などと言いました。赤ちゃんなら親鳥がエサを与えるので自分で蜜を吸いに来ることもないような気がします。

あとで最小ハチドリを調べてみたら、ヒメハチドリcalliope hummingbird 7cm前後

マメハチドリBee Hummingbird 6cm前後、とありました。

それからもう1つ、ハチドリではなくハチドリモドキの蛾がありました。英名の一般名はそのままHummingbird Moth,  学名は Hyles lineata または the white-lined sphinx、和名はスズメガだそうです。体長4~8cm。

いくらなんでも蛾と小鳥を間違える筈がないと思いました。しかし、この蛾、花の蜜を吸うしミクロ単位でホバリングをするのでその姿は全くハチドリの様なのです。

そして昨日、例の小さなハチドリらしきものがまたレモンの花の蜜を吸いに来ました。写真では小さすぎるし素早いので何であるか判断しかねるためビデオを撮りました。すると果たして、ハチドリモドキの蛾だと判明しました。下のリンクがそのビデオです。

https://photos.app.goo.gl/Z4J1orM9uEsDpKai8

48秒のビデオ:23秒辺りでハッキリ姿が見えます。