ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

風に吹かれて

癌細胞増加を抑えるため、なぜか糖尿病の薬を飲んでいますが、胃壁を荒らす副作用があります。食事と一緒に服用するようになっているのですが、食物が胃に入っていても服用したあと胃腸が重苦しくなります。

きょうは午後、氷を入れた水を飲んだだけでも胃壁が苦しくなったので、ベッドに横になってヒートパッドで胃を温めていました。すると眠ってしまったらしいです。思うに最近よく眠ります。

目が覚めると、横に相棒が添い寝してくれていました。寝室の窓の白いブラインドに陽が射して木の葉の影が揺れていました。それで横になったまま、手でその揺れを真似しながら blowing in the wind と言ったら、相棒が「それが答えなのかもね (It could be the answer)」と言うのでプッと吹き出してしまいました。

これは私たちの時代の人間にしか通じないジョークでしょう。60年代の歌手ボブディランの『風に吹かれて』という歌の歌詞に ♪ the answer, my friend, is blowing in the wind, the answer is blowing in the wind ♪ とあるのです。

相棒と私はいつも二人にしか分からないジョークを言っては笑いあっています。