ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

アーチーズ国立公園の旅(1)ルート70 の雨雲

国立公園2カ所と州立公園を1ヵ所を回るのでアーチーズ国立公園の近にあるモアブという小さな町の宿に3泊しました。車で約5時間20分ぐらい、殆ど国道70号線を走るのですが、このルート70 の景色はまるで国立公園内そのものの岩の造形が見られ、やたらと写真を撮りたくなります。

出かけた日は途中で雨雲と追い駆けっことなりました。こちらは晴れていても、行く手を見ると雨雲が覆って土砂降りの様子が見えます。案の定、雨雲に追いつけば雨に降られ、雨雲を抜ければ晴れの中を走る…を繰り返しました。晴れた空の下にいて先にある雨雲を見ると写真やビデオで見るよりかなり迫力があります。両側が濃い赤土の丘なので絵になる写真が撮れました。

赤土だけでなくカラフルな断層をみせる丘に緑の木々がカビのように覆って見えるのもいとおかし。

雨雲の下に見える山頂に雪の残る山脈がドラマチックでした。

ふと目に留まったのがこの星条旗。なんでもない平地に1本突っ立っているのは、どことなく米国国歌にも歌われている『...おお、わが星条旗がしっかりと翻っているではないか!...』と帝国英軍を打ち破った小国米軍の勝利に涙ぐむ気持を私に思い起こさせます。っというのも、今、米国内は2つに分かれていて、キチガイレフティスト政権とそれを一掃したい我々保守系自由主義者の戦いの火がブスブスと燻り始めているのです。国旗は我々のシンボル。キチガイレフティスト政権は米国を欧州EUと合体してグローバル化を図っているので国旗を粗末にします。ユタ州はどこへ行っても国旗が靡いているので安心して暮らしています。

さて、雨雲を抜けると青空の中にタワーのような岩の造形が待っていました。

つづく