ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

キモセラピ3回目

昨日朝キモ治療に行きました。3回目ともなると要領が分かってきて、簡単なサンドイッチを作って持っていきました。治療前の血液検査とその結果を待ってから医師とのミーティングが済むまでの数時間に空腹を感じ、キモ治療が始まるとすぐに食べました😁。

今回の血液検査で癌マーカーが最初の時より3分の1近く減少していて医師も私たちもその効果に明るい気分になりました。この病院は循環器も癌治療部門もかなりレベルが高く、隣州から時間をかけて患者がやって来るほどです。私たちはこの病院まで車で15分もかからないところに住んでいますのでとてもラッキーで感謝してます。

キモ治療を受けている患者の中にはベトナム戦争帰還兵がかなりいるということに気が付いたのは相棒でした。恐ろしい戦いを経験し、命を懸けたその結果が無駄であったかも知れないと感じさせられ、その後こんどは癌になるなんて、どんなに心が沈んだことかと思うのですが、この人たちは明るく淡々と治療を受けていました。戦争にも行かず汚職まみれの政治家や官僚が権力を振り回してのさばっている今日、こういう清々しい人たちもいると知ることは心の安らぎです。この地にはこういう人たちが多く、精神的に大変いい環境だと感じています。

さて自宅に戻ったら、治療を受けて弱るはずの相棒はいたって元気で、私がグロッギー🤪。その日の残りババァは寝てしまいましたが、相棒はリモートでバリバリ仕事をこなしていたようです😊。