ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ポジティブな日

今日は爽やかな風の吹く良い天気でした。それと、ジョセフマーフィーという人のポジティブ思考のビデオをみたせいで前向きな気持になったせいか、いつも1軒しかできない買物を4軒も済ませ、今、洗濯をし始めている私。いつもは買物を1軒すると洗濯は翌日に回したりして、一日にするのは掃除と買物1軒だけでしたが、ポジティブビデオの効果が効いたようです。

10年近く使っていたコーヒーメーカーが壊れたのは2日前で、買い直しをしなければと思いながら、どうにも面倒でオンラインで買ってしまおうと思ったのです。でもBBB店の20%引きのクーポンがあったし、気分もポジティブだったので買いに出かけました。クーポンをだしたらレジのお婆さんが気持よく値引きしてくれて、更に私の髪の毛を「凄くヘルシーでステキね。掴みたくなるわぁ...あ、それほど綺麗だってことよ」と褒めて(多分)くれました。

私の髪の毛は昔から針金のようでした。若い頃は足柄山の金太郎。母親から貶されていました。それで私は自分の髪をいいと思ったことは一度もなく、細くてフワッとして艶やかな女の子らしい髪に憧れていました。

ところ変われば、で、米国では私のようなボリュームたっぷりで太い髪がいいと思う人たちがいるようです。バスの中とかエレベーターの中で知らない老女に声をかけられて褒められることがチョクチョクあります。私は髪にはお金をかけてません。自分で切りますし、自分でパーマもかけてしまう。パーマはいつも失敗しています。シャンプーもリンスも安物。いままでは毎日洗髪していましたが、最近は1日置きぐらいになってます。ま、ババァの割にボリュームはありますが、特に艶もないし、褒められるのがホント不思議でなりません。よく考えると、不格好な身体の私が無理して褒められる所と言ったら髪ぐらいしかありませんわね。でも褒められると悪い気はしません。私は自分が褒められることも、私が人を褒めることも、お世辞のようで何となく気恥ずかしい気になってしまいます。もっと素直にならねばなりませんわな。

洗濯物を持って地下のランドリールームまでエレベーターに乗ろうとしたら、中にいた小柄なスパニッシュ系の女性が、私の車付き洗濯カゴを引っ張り入れてくれました。カゴの他に私は捨てるための空箱をたくさん持っていたので動きがとれずにいたのです。下まで降りたら、その女性は「その箱を捨てていらっしゃいよ」と言いながら、カゴをランドリールームまで運んでおいてくれました。私が空箱を地下まで運ぶのは、今、裏方のエレベーターが修理中で使えず、ビルのスタッフはゴミ収集に苦労しているようなので、嵩張る箱は下へ運んでおいてあげようと思ったのです。そのスパニッシュ系の女性もそのことを知っていて、「いいことね」と言って協力してくれたのだと思います。私の少ない経験のみでの話ですが、南米系、特にアンデス山脈辺りのスパニッシュ系の女性は優しい心の人が多いように思います。