昨日、相棒の朝食作ってる時、フっと『人混みの中にそを聞きに行く』と頭に浮かんできました。『故郷の訛り懐かし停車場の人混みの中にそを聞きに行く』なぜ啄木の歌が浮かんできたのかな。分かりません。
啄木のwikiを見てみました。あんまり性格の良い人ではなかったようです。享年26歳肺炎、一生貧乏 … なんて聞くと同情心が湧くけれど、郭遊びで浪費、誰にでも金の無心、その友人を陰で嘲笑う、などの裏の顔もあるとか。そいういうことを知ると、母を背負ったらその「あまり軽きに泣きて三歩歩めず」なんて胸打つ作品も白けてきます。
どんな芸術家も個人的に深く知らない方がその作品を楽しめますね。そう言えば、相棒が、ヒットラーの描いた絵をウェブで見ていたのですが、作者を知らなければ「真面目で静かな絵」で、決して恐ろしい独裁者が描いたとは思えないです。
さて、結局、なんで啄木の歌が浮かんできたのかは分かりませんでした。