ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

フィービーのヒナたち(4)巣立ち前

今朝、巣を見上げた時、ヒナはまだ巣の中にいました。私たちがビッグアルと呼んでいる一番大きく元気なヒナが顔を突き出していました。その呼び名は、昔、口の周りだけ白く残し顔を黒く塗った舞台化粧をした歌手アル-ジョンソンを思い浮かべたからです(写真アルジョンソン)。この化粧法、レフティストに人種差別だと非難されます。私にはどこが人種差別なのか分かりません。

私が子供の頃に流行ったダッコちゃんというビニール人形は、こんな風な顔でした。レフティストはこのオモチャも人種差別と非難するでしょうね。あの頃、女の子は誰でも皆腕に嵌めていて、可愛くって、欲しくて欲しくてなりませんでしたっけ。流行りというものは不思議な力を持っています。

さて、午後になって「ビッグアルが巣の外に出てる」と相棒が教えてくれました。巣を見上げると、なるほどアルちゃんが外に出ていました。よく見るともう1羽いました。3羽目が見えなかったので梯子を使って近くに寄って携帯で写真を撮ると3羽目がよく見えました。アルちゃんは最初「何みてんの」ってな顔して私を見つめていましたが、2枚目の写真を撮った時はもう寝てました(笑)。もう皆目が開いているようで、羽も成鳥に近くなっています。もう3羽にとって巣は小さすぎるようです。